夏の感謝のご挨拶に贈るのがお中元

日本には昔から時期によって人に贈り物をする習慣がありますが、1年の中でお中元とお歳暮はまさにその種類です。気温も上昇する真夏と師走も走る慌ただしい年末になると、日頃のお世話の気持ちを言葉だけではなく、何か形にして贈るのが日本人ならではのやり方でもあります。しかし一昔前ほどの勢力は今ないことから、どちらが夏でどちらが年末なのか、用意をする方としても迷うかもしれません。日頃の感謝の気持ちを込めて夏に贈るのがお中元であり、いわば夏のご挨拶といったところです。

旧暦でいうところの7月15日が中元に当たり、道教の習俗であることを知る人はあまりいません。古くから贈り物をする習慣がありましたが、なんと江戸時代にはすでに行っていました。もちろん江戸時代と現代では、お中元で選ぶギフトには違いはありますが、感謝の思いを伝える手段としては変わりはありません。1年間の締めくくりとなる12月に、日頃のお礼の気持ちをギフトにするのはお歳暮です。

起源をさかのぼると江戸時代まで行きますが、仕事関係の取引先や長屋の大家などに、暮れの時期に贈り物をする習慣がありました。まずは日頃の感謝の気持ちを込めつつ、同時にこの先もどうぞよろしくお願いしますという、丁寧な気持ちの表れです。今のように個人と個人でのギフト交換というよりも、江戸時代は商人などから始まったことでした。お盆と暮れの年に階のイベントでしたが、今では12月だけに行うのがメインです。

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