泡トラブルは消泡剤で解消

繊維業界や紙パルプ産業の製造工程では、排水時に発生する泡によるトラブルが大きな問題となっています。染料や洗浄などいろいろな溶剤を使用するため、排水に多くの気体が含まれてしまいます。そのため排水ができないなどの処理に時間がかかったり、気泡によって仕上がりに影響を与えることもあります。そんなときに使われるのが消泡剤です。

液体の中に溶かし込むことで、消泡剤が破壊、抑制、脱気の作用で効率よく処理することが可能です。基本的な働きは脱気作用によって気泡を大きくして速く上昇させて表面で破壊したり、表面にあるものについては表面張力の均衡を崩して消してしまいます。それだけではきりがないぐらい発生するので、抑制作用で新しい物が発生しにくくすることで数を減らします。消泡剤には色々なタイプが有り、用途や保管のしやすさ、排水の種類などから選ぶことが可能です。

例えばエマルジョンタイプは高アルコールなどを水に乳化させたもので、排水用の処理に使われます。分離しやすく保管が困難なことが問題ですが、脱気に優れている特徴があります。保管に優れているのは固形タイプで、扱いが容易です。シリコーンを含有している物としていない物があり、対象によって使い分けることができます。

排水や一般工業用の溶液などに入れることで使うことができます。溶けにくいものには使いにくいので注意が必要です。その他オイルタイプや界面活性剤、シリコーンタイプなどがあります。

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