身近なものに使用されている消泡剤

泡を消す、泡を抑える消泡剤は大きく分けてシリコーン系と、有機系に大別され、前者は汎用性が高く、速効性に優れており、後者は水性の発泡液の消泡においてすぐれた持続性を発揮します。シリコーン系をさらに大別するとオイル型、溶液型、オイルコンパウンド型、エマルジョン型、自己乳化型に分かれます。例えば消泡剤が使われている食品の代表として挙げられるのが豆腐です。本当は豆腐以外にも多くの食品で使われているのですが、豆腐の原材料名欄で目にすることが多いです。

加工助剤でもあるので、消泡剤は表示してもしなくてもいいことになっています。豆腐の場合は消泡効果が高く、毒性のないシリコーンオイルをエマルションとしたものが用いられます。エマルションは乳化ともいい、本来水と油のように普通に混ぜていては混ざり合わないものが、均一に混ざり合う状態のことです。乳化が起こっていない状態とは、水と油が分離している状態ということになります。

ところでいくら身近な食品などに使われているとはいえ、口にしても大丈夫なのかと思うかもしれません。消泡剤は食品以外にも化粧品や医薬品、シャンプーにも使われています。医薬品の代表例ですと胃腸のガスを除去する薬に使われています。口の中に入れたとしても、ヒトの消化管では代謝・吸収されずそのまま便と共に排出されます。

大量生産をするうえで消泡剤はなくてはならないものです。食品に入れるにしても、とても微量ですのであまり気にしなくていいのですが、どうしても気になる場合は無添加と称しているものを選ぶようにしたほうがいいでしょう。

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